田中賢研究室への訪問インタビュー -研究テーマや講義内容、研究成果や今後の課題について-

九州大学拠点 田中賢研究室
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研究室訪問インタビュー

研究室訪問インタビュー

“明日の山大生”となりうる受験生、研究室配属希望の学生、 一般の方々へ向けて『山形大学』をより魅力的に親しみやすくアピールしたいと考えております。
研究室の様子などをわかりやすく紹介することで山形大学への興味・関心を高めてもらいたいと思います。
本日はよろしくお願い申し上げます。
山形大学特任教授・客員教授  田中賢教授



ヒト細胞培養実習の様子 ヒト細胞培養実習の様子
ヒト細胞培養実習の様子


 研究テーマを教えてください。


  • 再生医療のための足場材料の開発
  • 癌細胞の増殖抑制材料の開発
  • 選択的な細胞接着制御
  • 生体親和性材料の設計と合成
  • 体内埋め込み医療製品の開発 などです。

 どのような講義を担当されていますか?


  • 遺伝子工学
  • バイオマテリアル工学
  • 細胞工学
  • 生化学
  • 生物学
  • バイオ化学工学入門
  • バイオ化学工学英語
  • バイオ化学工学実験(細胞培養、高分子合成)などです。

 先生が考える研究室の良さ魅力を教えてください。


バイオ、化学、工学、医学、歯学、薬学の境界領域の勉強ができること。 世界初、日本発のオリジナルの研究ができること。 基礎研究、特許出願、製品化のための開発研究の流れが体験できること。 国内外の大学、病院や企業との共同研究により、多様な考え方とスキルを身につけることができること。 海外留学できること。研究を楽しめること。学生が個性を発揮し、希望の職に就けるように支援しています。
研究開発職を目指している学生には大学院進学を勧めています。

 現在の研究概要について教えてください。


日本人の3大死因である「癌、心疾患、脳血管疾患」を克服するために、 体に優しい素材(=生体親和性材料)を用いた、安全で安価な診断・治療技術の開発が望まれています。
当研究室では、生体親和性材料の設計指針を明らかにすることを目指しています。
これにより、これまで作製が困難であった内径が細い人工血管や、副作用のない癌治療技術の開発が期待できます。
また、幹細胞や癌細胞を選択的に採取する技術を開発することにより、病気の診断や個々の患者に適した治療への応用が期待できます。

 その研究テーマを選んだ理由は。


以前勤務していたテルモ(株)の社員として病院見学に行った時、 医療製品の多くが海外メーカーからの輸入品である現状を知りました。
その時、日本発信の医療製品を化学と工学の力で開発し、高齢社会に貢献したいと強く感じました。
また、その後勤務した北海道大学と東北大学で知り合った共同研究者らとの人脈から多くのプロジェクトが始まりました。
生命現象の本質を理解すれば、様々な分野に役に立つものが作れるのではないかと考え、今に至っています。

 これまでの研究成果および今後の課題は。


血液を凝固させない材料(=抗血栓性材料)の開発に成功し、人工心肺などの人工臓器として製品化に成功しました。
現在、世界シェアNo.1です。また、副作用がなく細胞の接着、増殖、機能を制御できる新しい材料を開発し、 企業との共同研究を経て、先日製品化に成功しました。国内外の病院で使用され、患者さんの命と健康を守っています。
今後は、テーラーメード医療の実現のために、より生体親和性の高い材料の発明が必要です。

 研究室の学生たちの取り組みの様子は。


研究室は一つの組織であり、社会の縮図です。 個々の力を合わせ、チームとしての力を発揮できるように、 日々、目的意識と情熱を持って、研究活動に取り組んでいます。
その結果、研究室に配属後、数か月で特許出願を行うような画期的な成果が得られています。
国内外の学会発表や論文投稿も積極的に行っています。良き先輩スタッフ研究員にも恵まれ、明るく暖かい雰囲気です。

 研究室の特長を表す行事がありましたら教えてください。


基礎知識と考える力の習得のための朝ゼミ(毎朝9時開始、研究室のコアタイムは9時~17時)。
最新の論文紹介、学会報告、データーのディスカッションも頻繁に行っています。
また、学科の野球大会で優勝したり、海外からの共同研究者の来訪のたびに飲み会を開催し、親睦を深めています。
さらに、山形芋煮&北海道ジンパ、研究室旅行(今年は、最上川舟下りなど)、スケート教室(田中講師)、 スキーセミナーなど各種リフレッシュ行事が企画されています。

 研究室のキャッチフレーズがありましたら教えてください。


バイオ・医療分野に化学・工学を通じて社会貢献する。
卒業研究を通じて、社会で通用する問題解決能力、コミュニケーション能力、 日本語および英語でのプレゼンテーションスキルをアップする。
スピーディーでメリハリのある研究を。
予想と異なる実験結果が出た時はチャンスである。
製品化のための基礎研究を実行する。
欧米の直輸入、二番煎じではなく、オリジナルのアイディアで勝負する。
関連分野において世界一の研究室を目指す。これにより、希望の職をつかもう。

 最後に受験生、研究室配属希望の学生にメッセージを。


私は新任教官ですが、山形大学は教育と研究、就職支援にとても熱心であると感じています。
やる気があればいくらでもチャンスがあります。大学受験の合否や学部の成績は大きなことですが、それで人生の価値は決まらないと思います。
目標に向かって努力した過程が、血となり肉となります。成長のスピードは一人ひとり違うので、 成果が出る時期もさまざまです。挫折は将来の肥やしになります。前向きに明るい未来を想像・創造しましょう。

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